本当は、ずっとここに来るのが怖かった。 ここに来たら、あたしは殺されちゃうんじゃないかって…。 お母さんを殺したのは確かにアイツだ。 だけど、あたしも共犯者だ。 あたしはお母さんを救えなかった。 …救ってやれなかった。 「お母さん…ご、めん…ね」 頬に伝った雫が、雨なのか何なのか… あたしには分からなかった。