好きと言えない。―悪魔と恋―【完】

それでも、私が希望したんだ。

ずっと、ケアだけでもしてあげたかったし。



「良いんじゃない?向こうも今は仕事が優先だもの。結婚する頃には、課長か、それより上ね」



妥協しない、させないところが、枝玲奈の凄いところ。

プライドが高いようだけど、相手にデメリットは与えない。



「マダムにでもなるの?(笑)」



「ひまわりがマダムだし、悪くないかも」



「マダムじゃないよ;;」



至って普通で。

単に歩斗の貯金が凄いだけ。

マンションも安くなってたし、マダムと言えるほど、私も上品じゃない。

どっちかと言えば、下品だ。