「可愛くないよ、」



何を言い出すの



「ううん。可愛い

紗夜はめちゃくちゃ可愛いよ」



ってテーブルにうなだれる様に顔をくっつけた




「紗夜ぉ~?」




「ん?」




「もうすぐ6時だね」




「あ、本当だ」



時計を見ると午後5時45分を指していた



「そろそろ颯太が来る頃だから私帰るね 帰っても平気だよね?」



「う、うん!大丈夫。今日はありがとう」




「いえいえ。じゃあまたね!」




真央は笑顔でカバンを持って家を出て行った