すごいなこりゃ、どこもかしこも、流用部品だ。 しかも外骨格はオリジナルのままときてる、品番は無いというかありすぎるというか、一体何回修理したんだ? 僕はミィ~ちゃんと向き合ったまま彼女をゆっくりと観察する。 歴代の農場主と共に荒地を耕して150年か。 少なくとも一度くらいは被雷の経験もあるだろう。 ミィ~ちゃんは法律的には「アンドロイド」である。