「うっ……」
「アンタはサイテーや!!人間のクズや!!」
「桐沢!!」
桐沢は崩れ落ちたアイツの腹を何度も蹴った。
泣きながら蹴った。
「アンタなんか死ねばいいんや!!兄ちゃんを殺したバツや!!アンタなんて生きてる資格ない!!今すぐあたしの前から消えろ!!」
……アイツの怒りはもう完全に爆発していた。
アイツを何度も蹴っては泣きながら殴っていた。
オレはそんな桐沢を見てなにも言葉が出なくなっていた。
……アイツがあんなに感情をあらわにしたのははじめてで、あんなに泣いてる姿もはじめて見た。
桐沢は今つらいんだろうな……。



