「……まさかアイツ」
そいつの情報を聞きに行ったんじゃ……!?
「……まずいな」
急がねぇと。
オレは急いで体育館裏へと走った。
そして体育館裏に着いた時、会話が聞こえてきた。
「……アンタか。あの手紙置いたんわ」
「そう、わたしよ。言ったでしょ??情報を教えてあげるって」
「……アンタ何者や。目的はなんや」
「やだなぁ。そんな目であたしを見ないでよ。あたしはただの一般人よ」
「……アイツの情報、ほんとに知っとるんか」
「ええ、知ってるわ。あたしもアイツに、弟を殺されたから」
「え??殺された??」



