私たち何でもアリの何でも屋です！

「何よ。

私をそんなに
睨んでもいいの？

今日の晩ご飯、
あんたの好きな
特製カレーなのに…(笑)」


私がニヤッと笑うと
ライトは
悔しそうな顔で
また私を見てきた。


「ちっ！

悪かったよ！」


「それでよし！」


私たちのやりとりが
終わると
皆一斉に笑いだした。


…うん。
やっぱり好きだ。

周りが何と言おうと
私は何でも屋を
続けてみせるんだから。


「よし、じゃあ
作って来るから
皆は待ってて！」


私は奥のキッチンへ
向かって、
食材を広げた。