紗雪は見た目に合わず、人一倍苦いのが苦手で、甘党代表。 「…ふっ」 「ん、さゆちゃんどした?」 「いや、勇太があたしが苦いのが嫌いなんて聞いたらどんなこというのかって考えたらな。」 きっと、『紗雪ちゃん、可愛いです!!オレンジジュース好きって…。ギャップがすごい愛おしいです!!』みたいなこと言うんだろうな。 って考えたら紗雪は自然に頬が緩んでいた。