店に戻ると、店長がオープンキッチンのカウンター席に座っていた。 これから真剣な話し合い…な筈なのに店長の雰囲気にはリラックスさえ感じた。 「バムッチクン、ご苦労様」 「あ、いや…」 オレは予想した雰囲気と違う店長にまごついた。 「こっちの席の方が開放的で話しやすいかなって」 「そうですか…」