「で、料理長はどうなの?」 冷たい新鮮なビールが胃に落ちてくのを感じながら店長に聞く。 「料理長は富田が異動させられたのがおもしろくないのよ…」 「だったら自分が富田クンを守ればよかったんだ」 「そんなコトができる人なら…」 (だよな、とっくそうしてるよな…)