「右手、氷で冷やすといいよ」 「ああ、そうする…バム?」 「ん?」 「もし、オレが店長や料理長と独立したら…オマエも来いよ」 「ありがとう…でもオレにはムリだよw」 「そっか…女マワしてやんのにw」 それに応えず、パントリーからおしぼりと氷を取り、富田の右手に巻いた。