「それが最後のゴミかな、木村さん?」 「…だと思います」 木村はゴミの出し忘れのよりも気になることがあるらしく反応が鈍い。 (ま、いいや…ゴミ捨て終われば…) オレは木村のことなど気にもとめず、さっさと作業を終わらせた。 「ふ~!お疲れ、木村さん!んじゃ、帰ろうぜ」 「…はい」