「さすが、奏人だな。」

紫音と由南と別れて、
部屋に着くなり言ってきた輝。

「別に嬉しくないし。」

「紫音は全く気づいてないもんな?」

「う‥」

やっぱり、バレてたか‥

「よく気づかないもんだよね‥
見てて楽しいけどさ♪」

こいつ‥悪魔か‥

「でも‥どーすんだよ?」

「どーするって?」

「修学旅行中、舜夜先輩
いないんだからチャンスじゃん?」

「そーだよな‥」

「まぁ、でも‥」

でも?