「紫音〜♪」

待ち合わせ場所に着くと、
由南ちゃんが飛び付いてきた。

「由南ちゃん‥おはよ‥」

「紫音、やっぱり私服も可愛い♪」

由南ちゃん‥いつもお世辞
言ってくれるんだよね‥

じゃあ、あたしは本音を‥

「そんなことないよ〜
由南ちゃん、スタイル良いから
短パン似合ってて羨ましい♪」

ホントに‥足細くていいな〜
背も高いし‥

「紫音‥おはよ。」

声と同時にポンと頭に手が置かれた。

「奏人君‥おはよ♪」

振り向いて言った。
うわ‥さすが奏人君‥
私服もカッコいいな〜