「紫音‥こっち来て?」 俺が呼ぶと、警戒も無くやって来る。 「ん〜なに?」 本当に隙ありすぎ‥子犬かよ。 グイッ 腕を引っ張ると、簡単に 俺の腕の中に収まる。 「奏人君‥?」 上目遣いで見てくる。 おいおい‥反則だろ。 てか、抵抗しろよ。 「確かに‥ちょうどいいサイズ♪」 俺が言うと、紫音は頬をふくらませて 「奏人君が大きいだけ!!」 と言った。 うっわ‥可愛い‥