あたしが? あたし‥奏人君が‥ ――『好き』なの? えーっ‥どうしよ‥ あたしなんかが? あんなイケメンさんに? 無理だよ‥ てか、ダメだよね‥? もっと美人さんが似合うし。 あー‥何で奏人君なんだろう‥ 釣り合わないよぉ‥ どうすればいいんだろう‥ とりあえず、明日‥ 由南ちゃんに言ってみよう!! 「おーい?」 「え?」 音哉が呼んでるの、気づかなかった‥ 「携帯‥鳴ってるけど?」 「ホントだ‥」 ピッ 「もしもし?」