「‥?顔赤いけど、熱でもあるんじゃね?」

そう言って、あたしの額に
奏人君が額を当ててきた。

どうしよ‥
ドキドキが止まらない‥

「ん〜‥ちょっと熱いか?」

「ほ‥保健室行ってきます!!」

そう言って、逃げるように走った。


何か‥分かんないな〜
何なんだろう‥?

奏人君の近くにいたいけど、
いたくない‥

優しくしてもらえると嬉しいんだけど‥
他の人にもしてると思うと、
嫌だしな〜

うーん‥

家に帰ったら、音哉にも聞いてみよーっと。

それからは、奏人君とも
ギクシャクしてしまってる。