「はあ‥姉ちゃんいいですね。
こんなカッコいい人に好かれてて‥」

「そうでもないよ‥
今回は傷つけたし‥」

「じゃあ、これからは‥
しっかり守って下さいね?」

「任せといて。」

トントン

「姉ちゃん、起きたみたいですね?」

「あれ‥奏人君?
2人で何か話してたの‥?」

「ちょっと‥な?
紫音はどうした?」

「んと‥水分補給。」

「じゃあ、帰るわ。
紫音、お大事に。」

「ありがとう‥
あ、音‥ご飯、自分で出来るよね?」

「当たり前。
奏人さん、また来てください!!」

「おぅ。音哉もまたな‥」

姉弟に見送られて、家を出た。