俺だけの可愛い子犬



「奏人様が?!
あの子のどこがいいんですの?!」

「はぁ?」
こいつ何言ってんの?

「残念ながら‥」
舜夜が付け足した。

「君より、遥かに成績も運動神経もいいよ?
あ、容姿も性格も。」

「あ、もう1人の子は‥?」

「由南の事?
あいつもいい奴だし、幼なじみ。」

「まさか、紫音の次に由南に
するつもり?
由南は俺の彼女だから、
由南に手出したら、俺が許さないから。」

輝もキレてる。

「‥っ」

そろそろ終わりにするか。

「今度、紫音とか俺の周りの
奴傷つけたら、お前の事‥
プールにでも沈めるから、
覚悟決めてやって?」

「‥‥っ‥」

「じゃあ、さようなら。」