香がとっさに電話を変わり 『大介?元気?ねぇ今から公園来てよ。華奈の家に今いるんだぁ。いいでしょ?じゃあ、またねー!』 電話を切った。 ガタガタ震える、体。 香に 『行こう!私が聞く!』 言われた。 支えられながら、公園へ向かった。 また、そこでセミの鳴き声だけが聞こえる… 真夏の日差しが暑い… そこへ大介が笑顔で 『華奈ー!!』 と来た。 私は意識しても止まらない涙を隠せなかった。