受験の日。 お母さんがくれたお守りを握って、会場に入る。 ピリピリした空気… 短大っても、皆何か夢あるんだよね… 私は、自分の番号の席に座り深呼吸をした。 大丈夫… ふぅ… 時間がすごく長く感じた。 秒針が一つ、一つ動く。 まだ、大丈夫。 その時、マナーモードにしていた携帯が鳴った。 バイブも消さなきゃ! 携帯を見ると、大介から。 『落ち着いて、頑張れ!華奈なら大丈夫だから!』 覚えていてくれたんだ…