大介はポケットをモゾモゾしていた。 『何?』 『華奈は目を閉じてて。』 『えー!やだぁ!何?』 『いいから!』 私はおとなしく目を閉じた。 左手が触られた。 『開けていい?』 『まだダメ』 左手どうなってるの? もう、ペアリングの方じゃないからいいけど… 『いいよ。』 目を開けると左手の薬指に指輪… 右手の薬指にはペアリング。 私は分からなかった。 『何…?』