「女って面倒だよね。些細なくっだらないことですぐにいじめたりしちゃうんだからさ」
そう言って先輩は少し悲しそうな顔をした。
「明日の敵は、今日の友ってね。元基が前にそう言ってた」
眉を下げたまま、優奈先輩は小さく言った。
「先輩は、仲違いした人とどうなったんですか?」
「ん?そのままだよ。まぁ何人かは知らん顔で何もなかったかのように話しかけてきたけどね。主犯の人間なんて私の変わりようにびびってたって話聞いたけど実際はわかんない。仲直りを期待してたわけじゃないけど、何も話さないってのが寂しいよね」
「あんたは甘すぎ」
優奈先輩が話終えた瞬間、背後から声がし振り返った。
「早百合」
そこには早百合先輩がくわえタバコをして、腕を組んで立っていた。



