「ははっ。素直だね、朱莉ちゃん」 名前を呼ばれてドキドキする。 「大丈夫。先生にはうまく言ってあげるから安心してここに居たらいいよ」 その言葉に甘えてチャイムが鳴るまで、二人並んで寝転がり天井を見ながら静かに過ごした。 静かすぎて元基先輩の吐息が聞こえてくる。 落ち着きのない心臓を落ち着けるのに必死になっていると、チャイムが鳴った。