あなたに出会えて


「朱莉ちゃん大丈夫?立てる?」

「・・・はい。」

 ボーっとする。優奈先輩に立たせてもらい、腕を支えられる。

「優奈、朱莉ちゃん。」

 走ってきたのか、息切れしながら元基先輩が目の前に現れた。

「どうした?体調そんなにやばいのか?」

 心配そうに顔を覗き込む。でも、今は何の反応も出来ない。

「元基。」

 優奈先輩が何も聞くなっていうように、名前を呼んで制止した。