お姫様と8人の王子様

「あの子は親戚に買い取ってもらう」

え…父さん?嘘だよね?

「修一は…期待はずれだったんだ。」

俺は何もかも忘れたくて布団に潜り込んだ

嘘だ!嘘だ!嘘だ!!

母さんだって父さんだって…

俺のこと大好きだって言ってくれた。

愛してるって言ってくれた。

その言葉は全部“偽物”だったの?

生まれなきゃよかったの?

“生まれなきゃよかった”

“大嫌い”

“期待はずれ”

そんな言葉が頭の中をよぎる

頬に涙が一滴流れ落ちる

いつの間にか泣き疲れて寝てしまっていた