最強キングと最強クイーン




「優羽も言い返せばいいのに…」



ぶつぶつと文句を言う千歳に、



「それはない」



由樹が否定の言葉をあげた。



「何で…?」



「優羽は女達の気持ちを理解してるからだよ。
俺達といたら何か言われるのも仕方ないって。
だから、何も言わない」



「っ…何で…」



「同じ女だから分かるんだよ。優羽に嫉妬する女達の気持ちが。

優羽の優しさ、ちゃんと俺達が分かってあげないと」


由樹の言葉に渋々ながら、千歳は頷いた。