「優羽」 「何?お兄ちゃん」 昼休み、お兄ちゃん達が私の机に群がった。 「飯」 「あ、うん」 バッと席を立ち上がり、お兄ちゃん達と一緒に教室を出る。 そのとき、視界の端で天王寺さんが睨みながら私を見ていた。 「…!」 すぐに目をそらした私。 「優羽?どうかした?」 「ううん、何でもない!」 不思議そうに首を傾ける千歳に慌てて、笑顔をむける。