「い、いえ!!」 馨は親父に頭を撫でられたのが嬉しかったのか、満面の笑みを浮かべた。 「お前らが、今の蘭蝶と白虎の上の人間か…。 名前は聞いたことがあったが、会うのは初めてだな。」 親父はジッと七瀬達を見据えた。 今までにも七瀬達は来たことがあるが、仕事が忙しい親父とは会ったことがなかった。 七瀬達は緊張した顔で、親父を見ていた。 すると、そんな七瀬達を見た親父は、 「そんなに緊張しなくていい。いつも通りでいろ。」 フッと口を弧に描いた。