「あ、優羽!風都!」 お袋は俺達に気づき、近寄ってきた。 「はい、お弁当。」 「ありがとう。でも、わざわざ学校まで来なくていいのに…… ママ。」 「「「「……マ、ママああぁぁあああ!?」」」」 うるせ……。 優羽の言葉に反応した奴等は、目を見開きポカーンと口を開けていた。