倉庫につくと、お兄ちゃんは私と千歳を下ろして、中に入り、一直線に二階の幹部部屋に足を進めた。
その道のりまで、下にいたみんなが戸惑いながらも挨拶を交わしてくれ、千歳の姿を見てホッとしているのがわかった。
階段を上って幹部部屋のドアにつくと、お兄ちゃんはすぐにドアを開いた。
「風都・・・!」
中にいたみんながこちらに一斉に視線を向け、後ろに見えた千歳の姿に安堵の笑みを浮かべた。
けれど、千歳は俯いたままでどんな表情をしているのかわからない。
座れ、というお兄ちゃんの声にみんなソファに座り、私と千歳も隣同士で座った。


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