空を見上げるといつの間にか明るくなりかけていて。 暗闇でずっと見えなかった女の子・・・優羽の顔が少しだけ見えた。 漆黒の黒髪に綺麗な空色の瞳をしている優羽はとても優しく見えて。 「・・・綺麗な瞳、してるね・・・」 そう呟くと空色の瞳と目が合う。 その瞳を細めて笑った優羽はありがとう、と口を開き、 「千歳も綺麗な瞳してるよ」 まだ涙で濡れている僕の瞳を真っ直ぐ見た。