「誰・・・」 「・・・そんな猫みたいに威嚇しなくたって私何もしないよ」 あははっと笑った女の子はんー?と首を傾け、 「私、優羽、優しい羽って書いて優羽」 優しい羽・・・。 あなたは?と聞かれて、少し考えて口を開く。 「・・・千歳、千に歳って書いて千歳」 「千歳、いい名前だね」 「・・・っ・・・」 いい名前だね、そんなこと初めて言われた。