今日、僕の誕生日だよ・・・? 出て行く父親の背中を見ながら、涙が一粒、頬に流れた。 もう、帰ってこない。 僕の誕生日に僕を捨てる、それは今までもこれからも僕の人生で一番残酷なことだ・・・・・・。 父さんは好きだといえば嘘だけど、嫌いだといえば嘘だったのもあるんだよ。 ご飯に困ったことなんてないし、帰らない日々が続いても結局は帰ってきてくれる。 他の奴にはおかしいかもしれない。 でも、そんな父さんを僕は嫌いなんかじゃなかったんだよ。