最強キングと最強クイーン




「・・・千歳」




「・・・でも、優羽に出会って、仲間に出会えて、居場所もできて嬉しかった。やっと僕は一人じゃなくなったんだって」




でも、と目を閉じて、ゆっくりと開かれた瞳はゆらゆらと揺れていて。




「一人を感じてしまう僕がどこかにいた。仲間という居場所にいても僕は一人だった」




我が儘だよね、と苦笑いを浮かべた千歳。




「ち、とせ・・・」




「そんな僕には優羽しかいなかった・・・っ・・・優羽しかいない・・・っ」




僕を助けてくれたたった1人の存在だから、と千歳は震える声でそう呟いた。