最強キングと最強クイーン




2人だけになった空間。




私はゆっくりとまた、前を向いた。




相変わらず千歳の足元には男達が転がっていて。




その男達がいなかったら・・・




「まるであの日みたいだね・・・」




「・・・・・・」




千歳は男達のまわりから離れて私の方へ近づいてくる。




「ねえ、一人は寂しくない?」




「・・・っ・・・」




私の言葉にピクッと反応した千歳だったけど、すぐに小さく笑って。




「その言葉、聞くのは二回目だね・・・」




そう、二回目だよ。




一人は寂しよ。




どうしても、今の千歳は一人に見えて仕方ないの。