「・・・突然襲ってきたから」 困った様に答える千歳。 チラッと掴んでいる男を見て、千歳は手を離すとドサッと男は倒れた。 後ろでお兄ちゃんが誰かに電話しているのが聞こえる。 たぶん、下っ端の子を呼んでいるんだろう。 私はもう一度辺りの光景を見渡す。 正当防衛なら仕方ない。 でも、問題はもう一つある。 「どうして何も言わずにいなくなったの?」 みんなを心配させて、迷惑かけて。