「いてっ!」



すると、どこからか飛んできたペットボトルが太一の頭にヒットした。



「ナイス」



由樹がプッと笑った。



あ、太一の顔真っ赤。



「風都ー!!お前、マジありえねぇ!
つーか、どこからペットボトル出したんだよ!」



「落ちてた」



「落ちてたぁ!?誰だよ、捨てたの!?」



「わりぃ、俺だ」



「七瀬~!!」



ケラケラと笑う七瀬に太一がペットボトルを投げた。