鎧―キミヲ守ル―

「来て下さい!;;」



「またかよッ!!」



私は息を切らす志村に指を引っ張られながら、私は走る。

しかし、手の力が強いんですがっ!!!?

黙って引っ張られる中、ゴールを潜ってお題を確認した担当の子が、太鼓を叩き始めた。



「本日1枚目の当たりが出ましたー!!」



そして、マイクで話す。



「は?;;」



私は意味がわからず、担当の男の子を見ていると、志村と朝礼台に立たされた。

…ますます意味がわからへん;;

みんなから見られ、私はどうしたら良いかわからない。

航が立ち上がり、腕組みをしながら、私たちを見上げてるのだけが、はっきり見えて居た。