「俺ね…実は若月さんがバイトをしに来た初日から、あなたの事を来になっていたんです。」
「えっ?!」
彼がおもむろに話しはじめた暴露話しを、胸を高鳴らせながら聞いてる私がいた。
「人懐っこい笑顔だし
童顔だし
シッカリしてそうで意外とドジだったり…
最初に既婚者だって聞いてなかったら、すぐに声をかけてました。」
「嘘?私なんかに魅力があるわけないじゃない…」
「あるんです。
少なくとも俺の目に映るあなたは魅力だらけ。
綺麗に並んだ白い歯が笑った時に少しだけ見える所とか…
思わずキスしたくなるようなポッテリした唇。」
お世辞でも
そんな事を言われて照れ臭くないはずがない。


