こんな気を使ってくれる優しい言葉… 今までの私の日常にあったかな…? いつもいつも千歌に振り回されて 私が疲れていたって大翔は優しい言葉なんかかけてくれやしない。 普通だったら…。 そんな事を考えてる自分がなんだか情けなくて 帰り道、真っ暗に染まったアスファルトの上に涙が落ちていく。 他人と比べちゃいけない。 だけど、私の求める言葉が… 優しさが… 家の中では無くて、外にある事が何よりも物悲しかった…。 大翔は 私に対して面倒臭い以外の感情を持たないのかな…?