「短時間のバイトをすればいいんじゃない?」 千歌はまだ幼稚園に行ってないから昼間のバイトは無理だけど… 大翔が仕事から帰ってきた夜だったら… 今だってこうして暇してるんだし… 「きっと…なんとかなるんじゃないのぉ???」 うまく行けば来年の幼稚園の入園費用だって貯めれるかもしれない… 翌朝、さっそく買った求人情報を眺めながら、自分の望む時間帯や時給が殆ど無くてガックリ肩を落とす。