「なんでママはパパと結婚したの?」 目を輝かせて、あからさまにステキな言葉を待っている千歌には申し訳ないけれど… 「好きだったからだよ…」とニッコリ笑った。 まだこんな幼い子にそんな事を言っても、その意味が現在進行形か過去形かなんて分かるはずもない。 千歌は案の定、満面の笑顔で目をとろんとさせた。 「チカもドレス着たいなぁ…」 「そうだね千歌は可愛いからピンク色のドレスがいいね。」なんて言いながら写真の中の幸せそうな二人をぼんやり眺めていた。