結婚は決して二人のゴールなんかじゃない。 これから家族として歩みはじめるためのStart地点。 まだ私達は歩みはじめたばかりなんだ。 「ねえ大翔、私と結婚して後悔なんかしてない?」 「…ちょっとしてるかも」 「やっぱり?」 絶対に言われると思ってたけど、マジに言われるとけっこうキツい。 肩を落とした私の頭を、大きな手の平がポンポンと優しく撫でた。 「冗談だよ。モテる奥さんをもって幸せだわ」 「嫌味じゃん。」 いじける私に彼がクスっと笑い「次は俺の番かな?」なんて冗談交じりに言った。