SWEET BUTTERFLY



「馬鹿じゃん、よくそんなクサいセリフ言えるね。」


「うっせーよ。」


久しぶりに冗談を言い合えた。


小さな幸せが確かにここにある。


家族で笑いあえる時間


当たり前のようで


当たり前じゃなくて


こんな些細な幸せだから見逃しがちになっちゃう事を


私は今までちゃんと気付かずにいた。



大翔の顔に残る傷痕を、いつか「あんな事があったね、あの時は大変だったね」って言える時が来るだろうか…?