「読まないでぇぇ!!」 千歌から受けとった手紙を声に出して読んでいる大翔と口を思い切り両手で塞ぐ。 「ママ面白いぃ」と千歌の笑う声。 「ママも若かったんだよぉ」とからかうように大翔が千歌に言う。 「ヒドイよ!軽くいじめだよ!!」 大翔から手紙を奪い取ると急いで箱の中にしまう。 「ねえパパ、パパはなんでママと結婚したの?」 不思議そうに聞いた千歌を膝に乗せた大翔が 悪戯な笑顔を浮かべて私を見た。