「よくわかんねえけど、そうだろ?」と意味なく胸を張る大翔。 と、突然思い出したように「あっ」と声をあげて慌ただしく押し入れを開けた彼を 私と千歌と不思議そうに眺めていた。 「パパ変だねぇ」と可笑しそうに笑う千歌の隣で私も頷く。 しばらくしてから彼が小さな箱を大事そうに手にとって、嬉しそうに私に差し出した。