SWEET BUTTERFLY



「何、お世辞なんて言ってるのよ」


「お世辞っていうか…

なんか、ふわふわしててすぐに捕まえられそうなんだもん。」


そう言われて思わず笑った私を不思議そうに見つめる大翔。


「じゃあ捕まえたらどうするの?

綺麗すぎて怖くなって手放す?」


悪戯に聞いた私に彼は「まさか」と呟いた。


「せっかく捕まえたら標本にするさ。」


「えっ?!」


意外な答えに私の声も大きくなる。


「だって好きなモノはそばにおいときたいじゃん。」


当たり前のように言い切った彼に、やっぱり笑いが止まらない。


「さすが私の旦那だね。」