SWEET BUTTERFLY




大翔と出会えて良かった。


大翔と結婚して良かった。


大翔が私を選んでくれて良かった。


私…


千歌を産んで


この二人の家族になれて良かった…



沸き上がる思い。



「バカだな…」


大翔の温かい腕が私をスッポリ包んで


久しぶりに感じた彼の温度は、細かい傷をたくさんつけた私の心を癒してくれた。


「ずっとずっと、あなたの妻でいたいよ。」


「…そんなこと、改めて言うことかよ。」


ぶっきらぼうな言い方。


だけどそれは照れ隠し。


そんな彼の態度を理解しているのは


きっと世界中に私だけだろう。