「肉じゃが作ったけど…
ジャガ芋が全部溶けて肉じゃがじゃなくなった…。」
「…仕方ないよ。
料理なんかした事ないでしょ?」
「洗濯や掃除もしたけど…家事って意外と大変なんだな?
片付けた側から千歌が別のおもちゃ出してくるし。」
きっと私がいない間一生懸命に家事と育児で奮闘していたに違いない。
「…仕方ないよ。そういうものだもん」
苦笑いを返した私に彼は小さなため息をついた。
「いつもありがとな。
こんな大変なことをやってくれてるなんて思わなかった…」
照れ臭いのかやけに小さく呟いた彼の言葉に私のほうが恥ずかしくなる。


